今AIの話題が以前にも増して熱を帯びていますね。
その発展速度は僕たちの予想を超えているような気もします。
ChatGPTの出現は僕たちを非常にワクワクさせてくれる反面、WEBライターの人や小説家の人は少なからず焦りを感じているのではないでしょうか?
「AIに負けてたまるか」という気持ちもあれば、「自分の仕事は無くなるんじゃないか」という不安の気持ちもあると思います。
毎日ブログを書いている僕も他人事ではないのですが、「モノを書く」という作業でもAIに取られる分野と取られない分野があると思うんですね。
まず、奪われる分野でいうと、既に世の中に出ている確定情報や、それを元に予測される情報の発信ですね。
これは、統計や統計情報からの予測を得意とするAIの分野ですね。
例えば、「20代~40代に人気の恋愛ソング」とか、「東京の人気ラーメン店」とかを発信している場合、AIが自動で文章を作成することが可能なので奪われてしまいます。
逆に、奪われない文章は、まだ確定していない情報です。
簡単に言うと、あなたの体験や、体験を通じて感じたことの発信です。
「あなたの好きな恋愛ソング」や「あなたが好きな東京のラーメン店」の発信はAIにはできないですよね。
AIはあなたの体験はできないし、あなたの感想はあなたしか書けない。
なので、今後の人間が行う情報発信のポイントは「本」ではなくて「本を読んだ感想」みたいなことだと思います。
本の要約はAIに負けちゃうけど、AIもさすがにあなたの感想はまだ書けない。
で、そうなってくると、事実ベースの情報よりも「人間ベースの情報」の価値を高めていく必要があるんですね。
つまり、発信者自信の価値が非常に大事になってくるんですね。
「誰の読書感想文なのか」が大事ってことです。
実はこれ、情報発信だけじゃなくてAIとの差別化を考えるときに非常に大事な点なんですね。
AIに人気の服をお勧めされるよりも、インフルエンサーや自分の好きなモデルさんがお勧めしている服を買いたくなるって人も多いと思うんですね。
この心理って、売れているという事実ベースよりも、○○さんがお勧めしているという「人間ベース」じゃないですか。
なので、今後AIと戦っていける人材というのは「人ベース」での勝負ができる日人だと思います。
ということで、今日は「人ベース」で仕事ができる人は今後も価値が上がっていくよ、という話でした。
今日もありがとうございます。
では!
2023.11.10