あなたが今まで買ってきたなかで一番高いボールペンはいくらですか?
おそらく、10万円もしないですよね。(してたらごめんね)
実は、この世の中には高い物だと1本10万円もするボールペンブランドがあるんですね。
その名は、モンブラン。
モンブランを知っている人も多いと思いますが、なぜ人は1本数万円もするボールペンを買うのでしょうか?
だって、三菱鉛筆さんの「ジェットストリーム」なんて最高に書きやすいし、値段も100倍以上安いじゃないですか。
これぞマーケティングの話って感じで興奮しておりますが、モンブランのボールペンを買う人って、ボールペンそのものを求めているわけじゃないんですね。
冷静に考えて、ボールペンが欲しいなら100円で買うじゃないですか。
でも、モンブランを買うってことは、物質的にはボールペンは買っているけど気持ち的にはボールペンを買っていないんですね。
モンブランのボールペンを買う人は、誰かのためのプレゼントや自分へのご褒美として買っているんですね。
つまり、ボールペンの機能的な部分ではなくて、感情的に満たされる(誰かを満たす)「気持ち」的な部分を買っているんですね。
ブランド物のカバンと同じですね。
あれも、荷物を入れるっていう機能的な部分を求めるなら数千円で買えるモノもたくさんあると思いますが、「気持ちを満たす」という部分を求めるからこそブランド物を買うんですね。
で、ながーい前置きになりましたが、利益率が高い商品やサービスっていうのは、この「気持ち」の部分を満たすことが凄く大事になってくるんですね。
スタバのコーヒーが少し高いのも、ルイヴィトンのカバンが高いのも、モンブランのボールペンが高いのも、「気持ち」を満たすことができるからなんですね。
それができれば高額商品を提供しても問題なく売れることが可能で、当然利益率が良いので会社には大きな利益が残ります。
なので、もしあなたが価格競争に疲弊しているのであれば、この「気持ち」を満たす戦略を考えてみることをお勧めします。
ということで、今日はなぜ高額商品を人は買うのかって話でした。
今日もありがとうございます。
では!
2023.11.10