〇〇だった私が何か月で△△に!
月商1億円
こういうパワーワードがプロフィールに書いてあると、アレルギー反応が出てしまう僕です。笑
確かに一目で、凄い!ってインパクトが残るんですが、どうも胡散臭いと思ってしまいます。
こういうのも立派なブランディング戦略の1つなのですが、正直全部同じように見えてしまいませんか?
というのも、使い勝手の良い戦略は、ライバルにとっても使い勝手の良い戦略なので全体的に似たような雰囲気になってしまうのです。
目立つために髪を赤く染めてモヒカンにしても、みんなが赤モヒカンにしていたら目立つことできないよねって話です。
せっかく目立つために選択した戦略が意味を持たなくなるのです。
むしろ、僕みたいにアレルギー反応を起こす人も少なくないはず。
で、タイトルにある通り今回は【間違ったブランディング】の話をします。
立派な戦略の1つと言ったのは、他者と違うように使えた場合に立派な戦略になるからです。
使い方を間違えると、むしろ胡散臭いブランディングになるので注意です。
ってか、そもそもブランディングってなんやねんって人のために簡単に説明すると、
「〇〇といえばA社」みたいなイメージを持ってもらうことです。
例えば、
10円で買えるチョコ=チロルチョコ
安い家具屋=ニトリ
必ず痩せられるジム=ライザップ
物件探し=SUUMO
ポテチ=カルビー
とか、すぐに連想できる企業や商品はブランディングに成功しています。
いや、ポテチは湖池屋でしょって人もいるかと思います。
それは、湖池屋があなたに対してブランディングできているということです。
という感じで、お客さんに自分たちのイメージを浸透させる戦略がブランディングです。
このブランディングにも色々種類があり、誰にどんなイメージを持ってもらうかによって戦略は変わってくるんです。
普段使う「ブランド」という言葉の影響で、「ブランディング=高価に見せる」という意味だと思ってしまいがちですが違います。
そこを勘違いして、
「年商〇〇億」
「タワマンさいこー!」
「今日は〇〇のバッグを買いました!てへ!」
みたいな演出だけ頑張っても意味ないんです。
あと、「年商〇〇億円」って凄く見えますが、「年商」というワードには気をつけてくださいね。
10億円の家を10億円で売っても利益0ですが、年商は10億になるので。
年商10億円達成!利益0です!
では笑えないですよね。
あくまでも大事なのは利益です。
話を戻して、さっきも話したようにブランディングとは「誰にどんなイメージを持ってもらうか」です。
自分たちのアピールしたいことをお客さんに刷り込む作業です。
しかし、闇雲にアピールしても誰にも響かないので、まずはしっかりターゲットを決めましょう。
そして、ターゲットが決まったら「どんなイメージを持ってもらうのか」を決めます。
その2つが決定してからブランディングを始めるんです。
この2つが上手くいっていれば、冒頭に言ったようなプロフィールでも良いと思います。
ついつい、みんなが使っているフレーズは無意識に正しく思えてしまいますが、あなたの会社やあなたにしかない強みが必ずあります。
他社の強みは真似できないように、あなたの強みも真似できないのです。
だからこそ、あなたにしか届けられないお客さんがいて、あなたにしかできないブランディングが存在するのです。
今日は、ブランディングするならまずはターゲットを考えて、どんなイメージを持ってもらうかを考えようというお話でした!
今日も読んでいただきありがとうございます。
では!