続・売れ続けるためには

2023.01.25

今日も前回に引き続き、「売れ続けるためには」という話をしますね。


前回の記事では、相手の期待を上回ることが大事だけど、上回り続けるって無理じゃね?って話をしました。


で、今回はそこを乗り越える方法の話をします。


そもそも、なぜ期待を上回り続けることが無理なのかってことなんですけど「あなたが期待を上回ると、相手は更に期待する」からです。


野球に例えると、最初は相手の予想より速いボールを投げれば空振りを取れます。


でも、何試合も同じ速度のストレートを投げていれば相手も慣れてくる。


つまり、投げ続けていたらいつかヒットを打たれてしまいますよね。


だから投手も特訓をして151、152、153とどんどんスピードを上げていく。


でも、それって200キロとかまで上げることは無理じゃないですか。


これが、相手の期待を上回ることができない理由なんですけど、勘の良いあなたなら気付いてますよね?


変化球覚えろ!って話じゃないですか。
ストレートで勝負し続けるから限界がくるんです。


もちろん、伸ばせるところまでは伸ばしても良いと思います。


でも、死ぬほど練習しても200キロなんて出せないし、その努力量を他の部分に回した方が絶対選手として完成しますよね。


これはお寿司屋さんでも、出世でも、プレゼントでも同じです。


当然、味や仕事やモノで相手の期待を上回ることは必要です。
そこがメインです。


でも、毎回毎回そこで勝負しなくて良いと思うんです。


ストレートをメインに投げてつつも、変化球を混ぜて相手の予想を上回ればいいんです。


お寿司屋さんならお寿司の味だけじゃなくて、帰り間際にお土産を渡すとか、日頃の感謝ですと伝えて少しサービスするとか、新しいネタに挑戦するとか、お寿司の味だけじゃない部分で相手の予想外を起こせばいいんです。


トータルで野球選手として、お寿司屋さんとして完成していけば良いと思うんです。



ただ、間違えちゃいけないのは「相手の期待を上回る」という部分です。


お寿司屋さんなら、お客さんが「お寿司の味以外で期待していそうな部分」で工夫してねってことです。


そもそも期待していない部分で予想外を起こしても意味がないんです。


行きつけのお寿司屋さんで、日頃の感謝ですとお気持ちで味噌汁いただけたら嬉しいですけど、名物でもないマルゲリータピザ出されても複雑な気分になるじゃないですか。


なので、メインに期待していることと、メインじゃなくても期待しているであろうことを一度考えてみてください。


ということで、前回に引き続き「売れ続けるには」という話でした!

今日もありがとうございました。

では!

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