楽しいという評価

2023.03.17

今日は、やっぱり楽しいっていう感情は強いよなぁという話をします。


建築関係にせよ、飲食店にせよ、WEB制作をする会社にせよ、ほぼ全ての業界に言えることだと思うんですけど、正直クオリティ面だけで勝負するのって厳しいと思うんですね。


だからと言って、手を抜いて良いという話ではないのですが、味や上手さだけで勝負しちゃうと、あまりにもライバルが多いし差別化が凄く難しいんですね。


だって技術面で差別化をするなら、当然1番を目指す必要があるじゃないですか。


でも、1番って言葉の通り「1」なので1社しかなれないんです。
そんな熾烈な争いがあるレースに参加したいですか?


でも、そこに「楽しさ」という評価対象もお客さんに作ってあげると、戦える分野が広がるんですね。


お客さんは評価対象が美味しさや上手さしかないので仕方なくそれで評価しているんですけど、そこに「楽しい」という評価もしていいんだよって形で作ってあげると、競い合える部分が増えるので、総合点勝負にできるんですね。


簡単に言うなら、今までは国語のテストの点数でしか勝負してなかったけど、数学でも勝負しますって感じです。


そうすると、国語と数学の合計点がそのお店や、その人の評価点数になるわけですね。


で、なんで「楽しい」は強いかっていうと、明確な基準が無いからです。


建築の場合だと、上手い下手って露骨に分かるだろうし、料理にしても、美味しい不味いって好みの差はあれど、みんなある程度の基準を持っているじゃないですか。


でも、「楽しい」って本当に人それぞれ響くポイントが違うと思うんですね。


これの何が良いかと言うと、自分たちを表現できる自由度が高いんですね。


さっき言った通り、上手さや美味さだと、外しちゃいけないラインが絶対あるし、それを守りつつ戦うってことはある程度制限が出てくると思うんですね。


でも、「楽しさ」の表現はそれがない。


で、自分たちの表現が自由になるってことは、それを好きになってくれる人もいれば嫌いになる人もいて、その結果が顕著に見えてくるんですね。


そうなると、自分たちとお客さんとのミスマッチが防げるんです。


ミスマッチって、常連さんにも繋がりにくいし、運が悪いとこちら側に比がなくてもクレームになったり返金対応に迫られることの原因になるんですね。


求人にしても、ミスマッチがあると当然離職率が高くなるし、全然社風と合っていない人に残られても会社全体のイメージや士気が下がるかもしれないですよね。


だから、たとえ嫌われるリスクがあっても、本当に好きな人が来てくれるようなPRや集客や求人をした方が良いんですね。


技術革新やらAIやらで、更に上手さでの戦いはシビアになり、1点を競うのに多大な労力を使うことになっていくので、もっと差別化が自由にできる「楽しい」をあたたの会社に取り入れるのは良いと思います。


もちろん、アドバンスでもやっていて、アドバンスの紹介動画とか良い感じにふざけていると思います笑
よかったらHPにあるので見てみてください。


「楽しい」を表現するのは動画だけでもないですし、是非あなたの事業にも「楽しい」を取り入れてください。


ということで、会社や事業に「楽しい」を入れると上手く差別化できるよって話でした。
今日もありがとうございます。
では!

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