僕たちの仕事柄、社長や個人事業主としてお店を経営している人とお話する機会が多いのですが、成功する人ってある共通店点があるなと思ったので今日はその話を共有させてください。
で、その共通点とは「一度で成功か失敗かを判断しない」です。
1度で上手くって本当に難しいんですね。
だからこそ、何度も何度も手段を変えて前に進んでいくんですけど、仕事になると1回での成功を求めてしまうんですね。
でも、よくよく思い出してみてください。
あなたが生きてきたなかで1度で成功した経験ってそんなにたくさんありますか?
トライ&エラーを繰り返して、成功にまでたどり着いた経験の方が多くないですか?
僕たちも仕事をするなかで、「これはいける」と思って力を入れても1度では上手くいかないんです。
1回目は綺麗に転げます。
2回目も綺麗に転げます。
3回目で少し分かった気になってまた失敗します。
そんな繰り返しで少しずつ前進していくんですね。
結果だけ見ると3回とも失敗なんですけど、内容は全然違います。
「なぜ失敗したのか?」を考えて、アプローチを変えてトライするからです。
だから、たくさんの失敗を潰していってどんどん成功する確率を高めていってるんですね。
これが我慢できない人って、仕事で成功していくのは難しいのかなと思います。
僕たちがお話させていただく人で上手くやっている人って結構この考え方が多いんですよね。
失敗前提で開始するから、失敗しても全く気にしていないんです。
でも、自分でいうもの変な話なのですが、この話って当たり前過ぎて全然面白くないしゃないですか。
だからもう少し踏み込んで話をします。
さっき失敗前提でという話をしましたが、仕事での失敗って損失に繋がるわけですよね。
売上に全然ならないし、最悪資金が吹っ飛んで事業が終わります。
だから何度も何度も失敗するには、資金体力が相当ある会社か、小さく失敗する技術がある会社である必要があるんですね。
で、ほとんどは後者ですよね。
じゃあ、どうやって小さく失敗してくのか。
それは、大きく勝負しないことです。笑
もう今日は当たり前過ぎる話の連続ですね。
でも、これができない人たちが多いのも現実です。
小さくトライして、失敗して、データをどんどん集めていくんです。
データを集めるなかで数字として信用できるものを得て、成功する確信が持てた段階で本当の勝負をするんです。
なのに、いきなり大きな勝負をしたり、データ集めのなかでの小さな失敗を敗北だと思ってしまう人がいるんですね。
「ビジネスで成功する理由はわからないが、失敗する理由は明確にある」
こんなことをフジテレビや博報堂のコンサルをしていた方が言っていたのですが、まさにそうなんです。
そんな不確定のなかで大きな勝負をするのって普通に危険なんですね。
だからこそ、小さく失敗をしてできるだけ会社の体力があるうちに成功する道筋を明確にしてくのが正攻法なんです。
全然嬉しくない話だし辛い現実なんですが、これが真実だと思います。
ってことで、今日はめちゃくちゃ当たり前だし、そんなこと聞きたくないよって話なんですが、小さく失敗してデータとして確信を持った段階で大きく勝負しようという話でした!
今日もありがとうございました。
では!
2023.11.10