変化し続ける必要性

2023.03.04

今日は変化し続けないと生き残れないよって話をします。


コロナの影響を大きく受けてしまい、以前のやり方では通用せずに潰れていった会社は多くあると思うのですが、実はコロナが蔓延する前から「変化できない」ことで潰れた会社って多いんですね。


これは資本力のある会社でも同じです。
売れ行きが絶好調だった会社でも実際に潰れてしまった事例はあるんですね。


全国に2000店舗もあり、50年以上も業界のトップに君臨した「装道礼法きもの学院」という着物教室ですら2017年に民事再生法の適用を裁判所に申請しているんですね。


2017年なんで当然コロナ前です。


この着物教室の凄かった点は、「全日本きものコンサルタント」という独自の資格を創ったことで、資格をとった卒業生は自宅で講師として着物教室を開いて副業ができることだったんですね。


生徒や卒業生が増えれば増えるほど教室も増えて、物販売上も上がるわけです。


ピーク時には約68億円ほどの売上があったのほどに上手くいっていたんですね。


でも、2000年代になるとターゲットであった高齢者が亡くなっていき、日本人の着物離れが進んでいったんですね。


そんな状況でありながらも、自分たちの方法を変えずに同じ手法で勝負し続けたんですね。


その結果、2012年には売上が半減。
その5年後には、11億円の負債を抱えて民事再生法を申告。


こんなに規模も大きくて業界のトップだった会社ですら変化を拒むと売上が激減してしまうんですね。


だから、今どれだけ上手くいっていても「いつか変化するべきタイミングがくる」ということは覚えておいてください。


ずっと同じ手法では戦えないことは歴史が証明してくれています。
流行りの変化が激しい今の時代なら尚更です。


ちなみに、2022年の帝国データバンクの倒産理由ランキングによると「ビジネスが変化できなかった」という原因での倒産は第2位なんですね。


変化できずに倒産してしまう会社がいかに多いかが分かります。


ということで、今日はずっと同じ戦い方では通用しないから変化は嫌でもしないといけないよって話でした!


今回の事例にもあるように、上手くいっている人ほど成功体験を捨てきれずに変化を拒みますので気をつけたいですね。


今日も最後までありがとうございます。
では!

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