今日は、とある田舎にある家電屋さんが大手家電メーカーに買つためにとった手段についてお話します。
というか、この話以前したことがあったらごめんなさい。笑
その場合は復習として読み続けてください。
今って、どの業界でも価格競争が凄いじゃないですか。
A社が値段を下げれば、負けじとB社も値段を下げる。
その繰り返しで会社もスタッフも疲れてしまう。
値段は下げても、品質は下げらないですからね。
で、これがある程度原価をコントロールできる業種ならいいんですけど、原価に左右されしまう業種だと値下げにも限界がありますよね。
今回の話は家電屋なので、まさにそんな状況に直面している業界です。
というのも、家電屋さんって東芝とかダイソンとかパナソニックみたいなメーカーから仕入れて、それを一般家庭のみなさんに販売するじゃないですか。
つまり、1万で仕入れて、1万5千円で売って、その差額である5,000円が利益になるわけです(本当はもっと複雑ですけど)。
なので、1万円以下で売ってしまうと赤字なわけです。
こんな状況下で値下げ合戦していても、ただただ利益が減っていくだけじゃないですか。
だから、値下げ以外で戦う方法を見つけないといけない。
それが、とある家電屋がとった手段です。
どんな内容かというと、「パソコンを買ってもらったら初期設定を全部やってあげて、その後のお困りごとも永遠にサポートしてあげる」です。
パソコンの値段+サポート料でパソコンを販売するんです。
そうすることで、パソコンが苦手な人は多少値段が高くても買ってくれんですね。
これって、もはや商品では勝負していないんですよ。
商品だけの勝負なら、価格が安いとことで買えばいいので。
そうじゃなくて、商品についてくるサービスを買っているんですね。
そうすれば、価格競争に巻き込まれず、特定のターゲットが来てくれる家電屋さんになるんですね。
これって別に家電屋さんじゃなくてもできますよね。
あなたも今販売している商品に何を足せば、価格を下げずに勝負できるのかを一度考えてみてください。
ということで、今日は価格を下げたくないなら付加価値をつけようねって話でした。
今日もありがとうございます!
では!
2023.11.10