何を伝えるべきか

2023.03.15

今日は、テンションが上がっているのは君だけかもよって話をします。
ご相談いただくなかでも結構多い内容なので、あなたも気を付けてください。

どんな相談内容かというと、「○○年かけて作った商品なのに全然売れないんです!」です。


で、内容を聞いていくと「△△という成分が入っていて凄く身体に良い」とか「~産の○○なので他とは全く違うんですよ!」とかとか。


「それなのに全然売れないんです、、、、、」というご相談ですね。


自社の商品に対して愛情が大きいことは素晴らしいのですが、愛が大きすぎて周りが冷静に見れなくなっているんですね。


自分の飼っているわんちゃんを強烈に自慢する人いるじゃないですか?
あんな感じです。笑


そりゃあなたは愛情があるし特別に見えるかもしれないけど、初見の僕からすれば他のわんちゃんとの区別つきませんよ?って話なんですね。


だって△△という成分が身体に良いのかも分からないし、~産の○○と言われても一般的にはどこ産なんですか?ってなるじゃないですか。


なので、商品知識や興味の無い人からすると、いきなり専門的な特別感を出されたって想像しにくいんですね。


このミスって商品に時間かかっていればかかっているほど陥りやすいんですね。


というのも作った自分たちはその商品の知識が豊富にあるから、知識がある前提での色々PRをしてしまうんですね。


でも、商品を買うお客さんにはその前提知識はないんです。
お客さんが知りたいのは、「それを買うと自分がどうなれるのか」です。


そこを見逃すと、すごく良い商品で他社と全然違うはずなのに、全く伝わらなくなってしまうんですね。


なので、もしあなたが新しい商品やサービスをリリースするときは、「そもそもなぜこれを提供しようと思ったか」を思い出してみてください。


きっとその理由は、△△という成分とか、~産の○○だから、という理由じゃなくて、そういった成分や質があるからこそ、「提供したい何か」があったはずなんです。


それを、しっかりとPRすればお客さんにも伝わるんですね。


ということで、今日は商品に夢中になりすぎて、商品PRが下手くそにならないでねって話でした。


これはSNSで発信する場合でも、紙媒体で発信する場合でも、営業でも話す場合でも、すべての場面で大事な話なのでしっかり固めておいた方が良いと思います。


今日も最後までありがとうございました。
では!

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