みなさん「結婚指輪」と聞いて、どんな宝石を想像しますか?
おそらく、ダイヤモンドですよね。
実はこの「結婚指輪=ダイヤモンド」って、広告やプロモーションが行われたからこそ、そういうったイメージが根付いたんですね。
この広告が面白くて、ダイヤモンドを売ることではなく、「愛の象徴」としてプロモーションしていったんですね。
それが短期的な販売よりも、長期的な販売(文化)になっていったのが凄いですよね。
というのも、今の時代ではダイヤモンドを知らない人の方が少ないくらいだと思いますが、ダイヤモンドって最初はそこまで売れていなかったんですね。
そこで、ダイヤモンドをPRするのに頭を使ったわけです。
「なぜ高価な石を買わなければならないのか」という理由をつくったんです。
それが、「愛の象徴」です。
愛という目に見えない、かつ大きなモノを伝えるには高価なダイヤモンドがピッタリですよ、とPRしていったんですね。
ダイヤモンドが綺麗だとか、素晴らしいとか、そういったPRはしなかったんです。
商品の説明ではなく、「必要な理由」を語ったんです。
バレタインも同じですよね。
チョコが美味しいとか、カカオが健康に良いとか、そういったアプローチはせず、「バレンタインにはチョコが必要」という物語をつくったんです。
これって凄く面白い販売方法ですよね。
やっぱり人間はストーリーが大好きなんだなって思わせてくれますよね。
なので、あなたも商品説明だけに必死になるのではなく、「商品を買う理由」を考えてみるとヒントが見つかるかもしれません。
ということで、今日はダイヤモンドが売れるのは、商品が素晴らしいというよりも、文化として根付かせた努力があるんですよって話でした。
今日もありがとうございます。
では!
PS
ルビーってダイヤモンドよりも希少なのに、ダイヤモンドよりも高価ではないらしいです。
希少性が価値に直結していないのも面白いですよね!
2023.11.10