ターゲットを決める

2023.02.07

今日は商品やサービスを届けるのに「誰を想定するのか」って話をします。


まず、商品やサービスを多くの人に届けるには「サービスや商品をどんな人に届けますか?」っていうのを決めないといけないんですね。


多くの人に届けたいのに自分達で届けたい人たちを限定していくという矛盾した作業なのですが、それにはちゃんと理由もあるので少々お付き合いください。


で、この「誰に届けるのか」を決めていく作業のことを「ペルソナを設定する」なんて言っているんですね。


うん??ちょっと待って。
ペルソナ???
ターゲットじゃないの?
ってなりますよね。


簡単に説明しますが、ペルソナについて説明するにはターゲットを最初に説明した方がわかりやすいので、まずはターゲットの説明をします。


ターゲット設定というのは、年齢層、どこに住んでいるのか、どんなお金の使い方をするのか、とかを分析してから「どんな集団に届けるのか」を決めることを指すんですね。


例えば、「港区 50代 男性」をターゲットにするのなら、その人たちはどんな生活をしていて、どんな消費傾向があるのかを調べます。


で、もっと具体的に個人レベルまで設定することをペルソナを設定するなんて言っているんですね。


例えば、名前、年齢、職業、家族構成、年収、趣味、、、、、
本当に細かく色々決めていきます。


そんなのどうやって細かく決めていくの?
って話なんですがペルソナは「仮想」で設定していいんですね。


ターゲットは実際に存在する集団に対して、ペルソナは仮想で設定していくっていうのも大きな違いです。


話を戻して、なんでこのペルソナ設定が必要なのかというと、商品開発における認識のズレを無くすためなんですね。


例えば、「港区 50代 男性」をターゲットに商品開発するとして、アドバンスのA君とB君が想像する「港区 50代 男性」って違いが出るじゃないですか。


ここの認識がズレると、そもそも作る商品の完成系へのイメージも変わってくるので良い商品が作りにくい。


だから、ペルソナを設定して商品開発に関わるみんなのイメージを一致させるんですね。


そして、もう1つペルソナ設定が必要な理由があります。


それは、「誰に届けるのか」が具体的に決まっていた方が、お客様さんに響きやすいからです。


というのも商品やサービスを「みんな」に届けようとすると届けられないんですね。


浅く広く狙っても誰にも響かないんです。


やっぱり、「あなたのために作りましたよ」感が強い方が響くんですね。


だから、ペルソナ設定をして届けたい人を限定した方が結果的に多くの人に届けられるんです。


って話なんですけどペルソナ設定難しくないですか?笑


ターゲットは実際に存在している集団だけど、ペルソナって自分たちで作り出した架空の人物じゃないですか。


細かく設定したはいいけど、そもそもそんな人いるの?
って思いません?


ペルソナ設定で苦戦する人は多分ここが気になってしまっているんだと思います。


なので、次回はそこらへんの話をしようかと思っています。


ということで、今日はターゲットとペルソナを設定して具体的にお客さんを決めていった方が結果的に多くの人に届けられるよという話でした。


今日も最後までありがとうございます。
では!

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