今日は、タイトル通りお金は人を変えるよって話しをします。
もちろんドロドロした話ではなく、ちゃんとマーケティングの話です。笑
ニューロマーケティングという、人間の脳みそや心理を分析して、それをマーケティングに活かすという分野があるのですが、とあるニューロマーケティングの実験では、「お金に関する情報を事前に与えると、人は利己的な部分が強くなる」という結果が出ているんですね。
この結果があなたのビジネスにどう影響を与えるかというと、下手に広告でお金に関する情報を与えちゃうと購入率が下がってしまうんですね。
例えば、クリスマスや誕生日や結婚記念日などの「プレゼント」として商品を購入してもらうときに、「〇〇%引き」のようなお金に関する情報を広告にもポップにも記載しない方がいいんです。
それは、プレゼントは全く利己的な行動ではないからです。
誰かのためにプレゼントを買うって気持ちは、基本的に自分利益のことを考えないじゃないですか。
それなのに、お金に関する情報を与えてしまうと利己的な部分が助長されてしまうので購入率が下がるんですね。
なので、プレゼントや他者を思いやったりする部分を強調したいサービスやキャンペーンを打ち出すときは、たとえ割引であっても表示はしない方が良いんです。
もう1つ、これに関する面白い実験があります。
レストランでメニューの価格表示を「$12」、「12」、「twelve dollrars」の3種類に分けてお客さんの注文量を計測するという実験があったんですね。
もう今のあなたなら、どれが一番注文あったかわかりますかよね?
そうです。
「12」という数字だけの価格表示が他の2つの表記方法よりもかなり多く注文が入ったという結果になったんです。
同じ12ドルという金額なのに、書き方を変えるだけで人に与える影響って変わるんですね。
この2つの実験から、あなたも自分のビジネスに当てはめて一度考えてみてください。
ということで、お金に関する情報を事前に与えてしまうと購入率が下がることがあるよって話でした。
今日も最後までありがとうございます!
では!
2023.11.10